今回は、ジョシュ・ラニヨン先生の『天使の影 アドリアンイン・グリッシュ1』の感想記事となります。
アドリアン・イングリッシュシリーズといえば、M/M小説の金字塔ですよね!!
M/Mとは、欧米圏で展開されているMaleとMaleの小説、つまりはBLですね。
アジアのBL小説とはまた毛色が違うという声をよく耳にするのですが、私はまだあまり読んだことがなくてですね...
これから少しずつ読んでいけたら良いなぁと思っているところです。
ということで、第1弾は『天使の影 アドリアンイン・グリッシュ1』です!
全5巻+番外編という大ボリュームな作品なので、1巻ごとに感想記事を書いていきますね!
↓kindleアンリミテッドでも読めますよ!!
あらすじ
LAでミステリ専門の書店を営みながら小説を書くアドリアン・イングリッシュの元をふたりの刑事が訪れる。
従業員であり友人のロバートが惨殺されたのだ。
前日レストランで口論して別れたアドリアンに、殺人課の刑事・リオーダンは疑いの眼差しを向ける。
調査に乗り出したアドリアンだったが、犯人の深い憎悪と狂気はやがてアドリアンに向かう。
彼の危機に飛び込んで来たのは——!?
それぞれの運命と向き合う男たちを描き上げたM/Mロマンスの金字塔、ついに刊行。
ネタバレ感想
本作のメインカプは、殺人課の刑事・リオーダン×書店主&小説家・アドリアンです。
(M/Mはリバも多いと聞くが、本作は果たして...)
第1巻ということで、彼らはまだ恋愛関係には至っておりません。
アドリアンと別の男性とのベッドシーンが描かれていたのにはびっくりしましたが...
日本のBL小説は、シリーズものでも1巻目で恋人同士になったり、肉体関係になったりする作品が多いので、ちょっと新鮮ですね。
展開に関しては、1つの事件の犯人が判明し、解決したかのような終わり方ではありましたが、まだ謎な部分がいくつか残っている感じでしたね。
2巻の最初の方までは、この事件の話が続くのかなぁという。
↓以下、ネタバレありです。
一連の殺人事件の犯人が、まさかのアドリアンのnew彼氏(になりかけていた男)だとは...
私は、初登場から怪しいと思ってましたからね?!
でも、普通にその人とアドリアンが夜を共に過ごす描写があったから完全に油断してましたよ…
だって主人公と悪いやつがそういうことするとは思わないじゃないですか。
なんなら犯人と判明した後も、状況的に仕方ないとはいえ行為に及んでいたので、ちょっとびっくりしてしまいました。
次巻では、大本命であるリオーダン刑事との関係がもう少し発展するのでしょう。
読んでいる最中に、もう一点びっくりしたことがありまして…
本作、ホモフォビアがえげつなくないですか?
ミステリーサークルの仲間とか、学生時代の部活の顧問とか、「同性愛は異常だ」と思っていることが言葉の節々から滲み出ているんですよ。
「エイズで死ねば良い」みたいな暴言にもびっくりしてしまった。
ここまで露骨で鋭利なホモフォビアは、日本の作品で見たことがないです。
これは、主人公たちがくっついたとしても厳しいだろうなぁ...
事件に関してはほぼ解決ですが、まだ謎な部分が残ってますよね。
あの日、ロバートが会う約束をしていたのは誰?
一連の事件で、被害者が持っているチェスの駒は??
今回は、危機一髪のところでリオーダン刑事が助けに来てくれて何とかなりましたが、アドリアンさん、ちょっと危なっかしくて心配です...笑
1人で怪しい奴のところに行っちゃダメ。絶対。
引き続き、第2巻も読んできます!
