みなさんは、ギターを弾けるようになりたいと思ったことはありますか?
バンドで演奏しても格好良いですし、弾き語りやソロギターなど1人で演奏しても様になる、非常に魅力的な楽器ですよね。
その反面「ギターは挫折しやすい」「ギター初心者は1年以内に9割が挫折する」なんて声を耳にしたこともあるのではないでしょうか?
みなさんの中にも
- 「ギターをやってみたいけれど、自分が続けられるかどうか不安」
- 「挫折が怖くてギターを買うのを躊躇してしまう」
という方がいらっしゃるのではないかと思います。
私も最初は不安でした。
でも、そんな私でも今日まで独学でギターを続けられています。
この記事では「初心者がギターを挫折してしまう原因」と、実際に筆者が行っていた「挫折しないための対策」についてお話ししていきます。
誰でも実践できる内容なので、是非みなさんも参考にしてみてください!
ギター初心者が挫折してしまう原因【3選】
1.初心者でも「コード弾き」なら簡単にできると思っている。
これ、あるあるです。
よく「ギターをやるならコードを覚えなければ」「初心者はまずコード弾きからやるもの」と言いますもんね。
しかしながら、「コード弾きなら初心者でも簡単にできる」という考えは危険です!
コード弾きは決して簡単ではありません。
本当の初心者のうちは、簡単なコードを押さえるので精一杯なはずです。
ある程度コツはありますが、正直”自分の手がある程度育ってこないと厳しい”という部分もあると思います。
※”手が育つ”というのは「指先が硬くなる」「指が広がるようになる」など、ギターを弾くのに適した手が出来上がっていくことを指しています。こればかりは時間の問題です。筆者のような手の小さい女性でも大丈夫です。
続けていれば、ある日突然「あれ?なんか弾けたぞ???」という日が来るので、その日まで気長に続けるしかないのですが、
最初から弾けると思い込んでいると、”イメージとのギャップ”で「自分は下手だ」「こんなの弾けるわけない」と思ってしまうのです。
挫折への第1歩です。
2.姿勢が悪すぎる。
これもあるあるです。
ギターが上手く体に固定できていない状態だと、
手が加える力の向きが不安定なせいで余分な力がかかったり、鳴らしたい弦を押さえられないなどの不具合が出てきます。
姿勢が悪いと、自分のポテンシャルが発揮できないことになります。
その結果「頑張っているのに弾けない」という状態に...
ギターを辞めたくもなりますよ…
3.最初から難しい曲にチャレンジする。
「好きな曲をやった方がモチベーションが上がる」という意見もありますが、限度はあると思います。
ギター特有のテクニック(ハンマリング、プリングなど)が複数登場する曲だと、最初のうちは逐一調べて、ちょっと弾けるようになって、また調べて...の繰り返しになります。
全然進まなくて、楽しくないと感じる方もいるでしょう。
最初のうちから「弾けない...」と落ち込み続けて、それが原因でギターを弾かなくなるのは勿体ないです。
筆者のように「好きな曲ではなくとも原曲のテンポで弾けると楽しい」と感じるタイプもいると思います。
それに、ギターを続けていれば、いずれ好きな曲を弾けるようになる時が来ますから...
ギターを挫折しないための対策【3選】
1.コードを完璧にならそうとしなくて良い。
「適当過ぎじゃない?本当に大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、
筆者は「まぁ、今はこんなもんでいいや」というマインドでしばらく続けました…笑
それで、ある程度コードの形を覚えたあたり(1週間くらい)で「”コードを押さえた時に鳴っていない弦”を探して、指がぶつからないように工夫する」などの具体的な対策を始めました。
1週間も経ってると、手がギターを押さえるのにもある程度慣れているので、対策もしやすくなっていたのでしょう。
コードチェンジに関しても、最初は結構適当でした...笑
「綺麗な音が鳴らなくても、リズムがあってりゃ良いだろ!」という感じでやってました。
これ、今思うと悪くないな~と思います。
というのもコードチェンジは「①空中で瞬時にコードの形を作る→②その形に”自信をもって”弦を押さえて鳴らす」という技量が必要なのですが、
実は難しいのって②だと思ってます。
コードの形は押さえ続けているうちに覚えますから...
ギターを弾けば分かりますが、最初のうちは「これで大丈夫かな...ちゃんと音鳴るかな...」と思いながら弾くので、コードチェンジが必要以上にゆっくりになりがちです。
それを「ええい!間違っても良いから次のコードにいくぞい!!」というマインドでやることで、②の”自信を持って弦に向かって指を振り下ろす”ということがクリアできていたのですね!
それで、いつのまにか弾けるようになっていたと...
2.ケチらずに足台を買おう。弾きやすさが段違い!
ギター用の「足台」があるのをご存じですか?
”ギターに乗せている右足”を足台に乗せることで、右足が持ち上がるので「ギターのずり落ち」を防止できるんですよ!!
足台があるだけで、かなり姿勢が安定します!!
私はこちらを購入して、1年以上使い続けています!
1,000円弱で挫折するリスクをグンと減らせるので、かなりオススメですよ!!
3.自分に期待しすぎるな!最初はみんなヘタクソ!
結局はこれに尽きるのですが「最初から自分に期待しすぎないこと」です。
好きなアーティストのライブに行ってモチベーションを上げるのは良いと思います。
ただ、彼らにも”初心者だった時期”がありますし、おそらく”桁違いに練習している”ということを忘れてはいけないのですよ。
「自分のギターが格好悪い」「思ってたのと違う」と言って、すぐにやめてしまうのは勿体ないです!
「この間よりちょっと上手くなったかも!」「ゆっくりだけど、この曲弾けるようになったぞ!」とか、そういうので良いんです。
まとめ「ギターは一生モノの趣味」
ギターを挫折しないための秘訣は、
- コードを完璧にならそうとしないこと
- 足台を使ってみること
- 自分に期待しすぎないこと
の3つでした!
ギターは一生モノの趣味です!
特にアコギは”弾くほどギターが育って、音が良くなる”と言われています。
「ギターと共に年を重ねる」なんて素敵なことですよね!
ということで今回は「ギター初心者が挫折してしまう原因」と「挫折しないための対策」についてお話ししました!
みなさまが素晴らしいギターライフを送れることを、ひそかに祈っております!