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今回は、Byeonduck先生の『夜画帳』第2部の感想記事となります。
昨夜、第1部を読んで感想を書いたばかりなのに、もう第2部というね...笑
面白すぎて、寝る間も惜しんで読みましたから!!
第2部は、おおよそ単行本4巻〜の内容となります。
あらすじ
孤独な暴君は、激しい恋情に心を乱す――。
貴族のスンホが自分に好意を寄せているのだと聞き、戸惑いつつも期待を抱く元春画師のナミン。
一方のスンホは気持ちを否定するが、ナミンを突き放せずにいた。そんな中、チファが雇ったつじ芸人がナミンに迫り――?
引用:第4巻あらすじ
第2部 ネタバレ感想
↓以下、ネタバレありです。
いやぁ、こういう形でスンホはナミンへの思いに気がついていくのね…
口ではナミンへの恋慕の思いを否定しているのに、ナミンが他の人に触れられるのが嫌とか、師匠と自分を見るときの目が違うことが気に入らないとか。
そんで、ナミンに「若旦那、私のことが好きなんですか」と聞かれて、寝ぼけて頷いてしまうのが何とも...
チファに思いを伝えられたスンホが「恋慕の情を伝えてきたのがナミンだったら良かったのに」と言っているのも苦しいな。
第2部は、主人公2人が互いへの思いに気が付く事と、一途にスンホを思うチファとの決裂が大きなイベントかなぁと。
第1部でチファが企てたナミン殺害計画は、チファ自らが取り止めたことで、あえなく失敗に終わりました。
チファが、ナミンを殺してもスンホの心が自分に向くことはないと気がつく所が切ないです。
作中で「嫉妬深いけど心は脆い」って言われてたけど、まさにそうね。
「とりまナミンが助かって良かった!」と安堵するのも束の間、ナミンが逃げ出したのではないか...という勘違いから、ナミンとスンホの関係がまた拗れるという。
(ナミンは連れ出られたわけだが、口封じされてるから本当のことを言えない...)
第2部では、ナミンがスンホの思いや、これまでの自分に対する気遣いなんかを知って好きになっていくわけですが、
ヒナ姉さんが言った「怖くて心臓が高まるのを恋だと勘違いしているだけ」というのもなんか分かるなぁと。
だって、ナミンはずっとボロボロじゃないっすか。
作中でかなりの割合をべしょべしょに泣いた顔で過ごすという...笑
でも、ナミンはもうお師匠を思い出しても心が動かないし、スンホに触れたときに胸が高鳴るんだよ。
お師匠に突き放されたタイミングで、ちょうどスンホから思いを寄せられたというのはあるけど、ナミンももう好きになっちゃったじゃん。
最後の身分逆転プレイに関しては、良すぎて感想が出てきません。
(後ほどあとがきで、Byeonduck先生がこの回のナミンのことを「スプリンクラーナミン」と仰っていて笑ってしまった…)
第3部に繋がる謎としては、スンホの夢の部分ですかね。
閉じ込められて、服数人に押さえつけられてるのはどういうこと?という。
さっそく第3部に行ってきます!!
