メブコの独白

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【エッセイ】メブコの独白 2024年7月号 「メブコとは何ぞや」「小さき者に弄ばれる」

こんにちは。メブコです。

いつもは書籍の紹介がメインのブログですが、

これからは毎月エッセイを投稿していきます。

どうぞよろしくお願いしますm(__)m

 

2024年7月号は、「メブコとは何ぞや」「小さき者に弄ばれる」の2本立てでお送りします。

 

メブコとは何ぞや

みなさま始めまして、メブコと申します

...と言われても「メブコってなんやねん?!」って話ですよね。

 

私が「メブコ」と言われてイメージするのはこんなやつですね。

「メカブ」「コンブ」「モズク」「メブコ」って感じで、

なんか海藻類みたいじゃないですか?

 

まあ、別に海藻だと思われていても良いんですけど...

メブコというのは、私のペンネームである「芽吹 春子」からとっています。

「メブキ ハルコ」、略して「メブコ」というわけです。

 

このペンネームは、ブログを開設した日に読んでいた小説の主人公の名前と、

私の本名を組み合わせて、ちょっといじって考えました。

 

最初は、「すっとこメブ次郎」とかにしようと思ってたんですよ。

でもなんか、デジャブ...?ってなったのでやめました。

 

ということで皆さま、私メブコをこれからどうぞよろしくお願いいたします!

 

小さき者に弄ばれる

私には現在6歳のいとこがいるのですよ。

年に数回会う彼女のことは、さっちゃん(仮)と呼ぶことにしましょう。

 

さっちゃんはそれはもう可愛いのです。

私が歩けば、後ろをひよこのようについて来てくれますし、

私が座れば、その隣にちょこんと腰掛けるのです。

 

そんなさっちゃんですが、

時折、残忍な小悪魔へと変貌するのです。

 

それは、ある暑い夏の日のことでした。

家の中でくつろいでいた私に、さっちゃんはお絵かきをしようと誘ったのです。

周囲からは「画伯」であると言われ続けたメブコですが、

「さすがに6歳の子が相手なら大丈夫だべ!」と余裕の笑みで承諾しました。

 

さっちゃんから出されたお題は「メ〇モン」でした。

あの紫色の、変身が得意なモンスターです。

いや、メ〇モンならいけるっしょと、軽快な筆さばきで書き上げましたとも。

それを見たさっちゃんったら、何て言ったと思います?

 

「それはメ〇モンではなく、ただのメンダコだよ」と、

彼女はそのように申しました。

 

 

そして、具体的にどのあたりがメンダコなのかを指摘するさっちゃん。

主に体型と顔つきがいかんとのこと。

「えっ、思ったより厳しい...」と衝撃を受ける私。

.

挙句の果てに、

さっちゃんはメ〇モン、もといメンダコをもう一度書けと申したのです。

お眼鏡に叶うまで終わらないやつですよ…

 

小学校の時にありましたよね。

給食を食べ終わるまで、昼休みは遊べない...とか。

なんか、そんな気分を思い出しましたよ。

 

いつ終われるかな...なんていう気持ちもありましたが、

さっちゃんの可愛い笑顔を見るために、お姉さんは頑張りましたとも!!

 

結局、テイク5にて終了でした。お姉さん、お疲れ様です。

疲労と満足感のバランスが心地よいですわ。

散々働かされても、とびっきり褒められたことで、なんか満足しちゃってるあれよ。

すっかりさっちゃんに弄ばれてしまったわね。

 

というか、最初から紫のメンダコを作っていれば、

もしかして合格できていたかも..笑